NAGAKUTE Cultural Center

長久手市文化の家
愛知県長久手市野田農201番地, 480-1166
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開館時間 火-日:9:00-22:00

長久手市文化の家 スタッフ日誌

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2017  19:25:55

アツ過ぎるしガチ過ぎる3日間!!!劇王Ⅺ~アジア大会~

こんにちは!
創造スタッフの藤島です。

大ッッ変遅くなってしまいましたが
9月15日(金)~17日(日)の3日間に渡り行われた

長久手演劇王国  vol.18
日本劇作家協会東海支部プロデュース Jr.ライト級チャンピオンタイトルマッチ

劇王Ⅺ~アジア大会~


(↑正式名称です笑)


のレポートをお届けします!!!


まずは劇王とは何か、改めてご紹介させて下さいっ

①役者3名以内
②上演時間20分以内
③数分で転換可能であること


以上のルールのもと、書き上げられた戯曲を上演し
審査員票観客票をもってその日の一番を決める!という
長編の演劇に対してJr.でライトな短編演劇の熾烈を極める闘いです!
その中で一番多く票をとった劇作家を「劇王」と呼んでいます。

今回のアジア大会は全国各地の予選を勝ち上がってきたり、熱烈な推薦を受けた猛者たちが集まる、
国内でも稀にみる大規模な短編演劇の大会でした。

国内は北海道・東北・甲信越・関東・東海・関西・中国・四国・九州から、
アジアからは韓国・シンガポール・香港代表の計12人の劇作家たちが出場。
予選3組に分かれ各プログラムから勝者を選出し、
決勝戦では6年前の劇王を制したディフェンディング劇王と予選の勝者が闘いました。


そんな劇王の、アジア大会が開かれたワケで!
とってもスリリングで、どこまでもゆるかった3日間をなんとかまとめたいと思います!笑


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今回の劇王Ⅺでは本編である戯曲の上演のほか、さまざまなイベントが行われました。

「日本劇作家協会座談会」「お国自慢お国不満」をテーマに全国各地の支部長が集まり、それぞれの現状、そして切実な悩みと将来の展望を語る全国各地の小演劇界の現実を感じるイベントとなりました。
「三賢者に訊け!~劇作家お悩み相談室~」では
今回劇王の審査員でもある坂手洋二さん・西田シャトナーさん・天野天街さんが日本劇作家協会東海支部の悩める子羊たちを救う、ありがたーいイベント。中には決して口外出来ないようなアドバイスもあり、とても貴重なお話を聞くことが出来ました。

そのほか、ガレリアではプチ物産展、お抹茶体験、長久手の市民劇団 座☆NAGAKUTEの物販があったり、
展示室では劇王関係者の劇作家の戯曲や合戦くんシールが販売された「戯曲見本市」が開かれたりと、賑わいを見せていました




そして肝心の本編はと言いますと!!!


各地域を勝ち抜いてきただけあってさすがのクオリティ!!!
すべての作品がエネルギーに溢れていてそれぞれ背負ってきているものを感じました。
とくに海外チームは「日本でこの作品をやる」という気概とサービス精神が素晴らしく作品に反映されており
それぞれの国の文化にも触れることの出来る内容で、発見がとてもありました。


そしてさすがアジア大会。審査員も豪華です。


演劇評論家の安住恭子さん、名古屋が誇るアート集団、少年王者舘の天野天街さん、
重厚な社会派作品を作り上げる燐光群の作・演出家、坂手洋二さん、
話題の2.5次元舞台、「弱虫ペダル」の脚本・演出もされている西田シャトナーさん。

この四名だけでも豪華なのに、最終日の決勝には
日本劇作家協会会長の鴻上尚史さんもお越しくださいました!


観客票は一人1票、審査員はそのプログラムの観客数÷審査員の人数で割った数が持ち票に。
(観客が100名で審査員4名だと審査員は一名25票を投票できる、というわけです

このシステムゆえに審査員からは支持されても観客票が伸びず敗退することがあったり、
観客からは圧倒的に支持があり、審査員票があんまり入らなかったけど決勝進出、という事も起きます。
今回、予選Aプログラムでは1票差で明暗を分けることも。
劇作家はもちろんですが観る側も大変ハラハラします。正直、心臓に悪いです。

こんなこと書くと「またまた集客のために~」なんて思われちゃいそうですが
もし次回があったらぜひ予選から観て下さい!!!!

私もお客様と同じ立場で投票させていただいたのですが、
正直なところ「個人的にこの作品に勝ってほしかったぁ…!!!」という作品が予選敗退してしまったりして
「決勝観りゃおいしいとこどりでしょ♪」と思って劇王決勝しか観ていなかった過去の自分を
引っ叩いてやりたい気持ちになりました…なのでぜひ…都合が合えば予選観て下さい、、、マジで。

そんな熾烈な予選プログラムを勝ち抜いたのは

:東北代表 遠藤雄史「アツモリ」
手元の書類への押印をためらう夫と促す妻の攻防から浮かび上がる夫婦の物語。
:中国(地区)代表 亀尾佳宏「前兆とか」
学校教師の抱える問題や闇を、丁寧な会話とユーモアで見せる会話劇。
:北海道代表 上田龍成「言いにくいコトは、、」
前半に並べたすべての布石を早口言葉でたたみかける言葉遊び作品。

それを迎え撃つのは
ディフェンディング劇王:平塚直隆「救急車を呼びました」
何気ない声かけが徐々に深刻みを増して行ってしまう人間の心理を俯瞰しているような作品。

結果はコチラ(↓)


表彰③_R



ディフェンディング劇王平塚直隆さん、
劇王防衛!!!


おめでとうございます!
前支部長の佃さんが3日間徹夜して作ったチャンピオンベルトは再び平塚さんの元に…
(合戦さまより長久手の地酒も贈られました)

そして劇王に出演したすべての俳優を対象にして選ばれる俳優賞、彦いち賞
(由来:彦いち賞を決める前東海支部長の、はせひろいちさんと佃典さんのお名前から)

香港代表 マン・チャンさんの
「高野山で僕のアイドルに出会う」に出演されていた

アンソン・ラムさん!!!!

全編日本語で展開される作品で
絶妙なカタコト日本語としなやかな動きで会場を魅了していました
彦いち賞の商品はコチラ(↓)

2Y0A7279_R.jpg
(↑)合戦くんから賞品を贈られるアンソンさん

とってもキュートですこの被り物に加えて”水晶玉”も贈られました。
(どちらも以前舞台で小道具として使用されたもの。ゆるい、ゆるすぎます…笑)




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ふゥゥーーーーーー_(:3 」∠)_

大熱戦の3日間を何とかまとめてみました。(これはまとめられているのか!?)
いや本当はもっと細かいところまでお伝えしたかったんですがもう大変な長さになってしまうので泣く泣く割愛です。

(もっと気になるぜっ!という方にはこちらも併せてどうぞ!→【劇王ⅪTwitterまとめ】


私も演劇に携わる身として「劇王」は夢の舞台です。いつか出たい!
なのでまた、復活してくれる日を信じて!!!劇王ファンとしても復活を願い続けます!!!


劇王集合写真リサイズ




創造スタッフ
藤島













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【追記】



最後にこれだけ触れさせていただきたいッ


劇王名物の「影アナ」!!!
「影アナ」とは開演前の諸注意などのアナウンスのこと。
劇王ファンの皆様にはお馴染み、初めての方にはびっくりのゲストから諸注意のお達しがありました笑

今回のラインナップは(敬称略)
小林克也・マイケルジャクソンとその通訳・片山右京・刑事コロンボ(小池朝雄ver.)・目暮警部・毛利小五郎・古畑任三郎・刑事コロンボ(石田太郎ver.)・松山千春・カリオストロの城に出てくる人たち…とすさまじい人数!
(※注:影アナは全部で4回です)


実は以上のゲストを1人の劇作家さんが全部モノマネでアナウンスしているのです!
毎回レパートリーが違うので本編が始まる前、次はだれのモノマネかなっと非常に楽しませていただきました!
各代表紹介の時の某海賊漫画風のナレーションも、ディフェンディング劇王平塚さんの「あっ、なんかぁ、」という声も
すべてと劇作家協会東海支部の天野順一朗さんがされてました!拍手!!!

(創造スタッフになる前からの劇王ファンとしてはこれは何としてもお伝えしたかったのです…!!!)

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