NAGAKUTE Cultural Center

長久手市文化の家
愛知県長久手市野田農201番地, 480-1166
tel:0561-61-3411 fax:0561-61-2510
開館時間 火-日:9:00-22:00

長久手市文化の家 スタッフ日誌

31
2018  21:48:56

本当に住んで幸せなまちとは・・・??

こんにちは!文化の家の齋藤です

レポートが遅くなってしまいましたが、3/25(日)に
文化講演会「本当に住んで幸せなまちとは」が開催されました!

講師は、本当に住んで幸せな街 全国「官能都市」ランキング (光文社新書)の著者で
株式会社LIFULL LIFULLHOME’S総研所長の島原万丈さん

IMG_4608.jpg


文化の家でこのようなまちづくりの講演会が開催されるのは初めての試みで、
新しいマスタープランにも盛り込まれるように、今後は音楽や美術や演劇だけでなく
多角的な視点で文化芸術について考えていきます。

その第一弾が今回の講演会。

まちづくりに欠かせない食や住まいも、文化芸術に密接に関わっているのです


また今回は、文化の家のスタッフだけでなく、他部署の職員の方にも企画運営に関わっていただき
部署をまたいで「まちづくり」について考える機会になりました。

講演レポートを経営企画課の長谷川礼菜さんが書いてくれましたのでぜひご覧ください~


***************************************************


「住みよさランキング」上位常連の長久手市は・・・本当に住んで幸せなまちか?

IMG_4574.jpg  IMG_4579.jpg



都市の再開発というと、高層マンションや商業施設が並び、まっすぐな道路が通り、歩行者も歩きやすい、
近代的な風景を想像される方も多いと思います。
もしかすると、住みやすくて便利なまちと言われる代表的なまちに多い風景かもしれません。

その一方で、昔ながらの、狭い路地に小さなお店がひしめき合う「横丁」のようなエリアはどんどん失われています。
そうすると、都市はどこも同じような景色、同じようなお店があって、休日の楽しみ方もみんな同じ・・・。
そんなまちとは、本当に住んで幸せなまちなのでしょうか?

なお、我がまち長久手は、安心度、利便度、富裕度などのモノサシで評価した「住みよさランキング」で3位(2018年)ですが、
本当に住んで幸せなまち、と言えるでしょうか・・・?

今回の講演者である島原万丈さんは、これまでまちを評価してきたモノサシに斬り込み、
都市の本当の魅力を可視化する新しいモノサシをつくられたのです。

そのモノサシとは、「センシュアス(=官能)指標」です。

都市に生きる大きな要素である、他者との関係性や、体(五感)で感じることを
「~する」という動詞の指標でまとめられています。

4e26f1c2210ea46b4e8893747e8e5035-637x1024.png


センシュアスなまちとは、どういうまちかというと、チェーン店もあるけど、個人経営のこだわりのお店があったり、
コンサートホールやクラブ・ライブハウス、おしゃれな雑貨屋さんがあったりするまちです。

そして、人でみても、外国人が多く住んでいたり、年齢、職、収入など多様な人が住んでいるまちでもあります。
つまり、モノ、コト、ヒト全てにおいて多様なまち、と言えそうです。
なんだか聞いただけでも、住んでみたい!って思えますね。

センシュアス指標で都市を評価した結果から、センシュアス度が高いまちは、住んでいる人の幸福度が高かったり、
人口流出しにくい、ということが分かったそうです。


そして、島原さんのお話しのあとは、会場からの質問にいくつかお答えいただきました。

IMG_4613.jpg  IMG_4603.jpg


Q車社会から、歩ける社会に転換するには?
→公園やホタルに会える場所など、行きたい場所の近くまで車で行き、歩いて奥まで行ってみるといいですね。
道路も「公共空間」と捉えると、何か別の使い方ができるかもしれないし、どうやって共存していくかを考えていけるといいですね。


Q長久手古戦場駅前に建設予定のリニモテラス。何かあるといいでしょうか?
→ショッピングセンターにないものでしょう(笑)今は、大手企業だけでなく、個人でも、SNSによって感性を発信できる時代。
現場でも個人が活動できるといいですね。


Q長久手市をセンシュアスにするために、わたしたちは何ができるでしょうか。
→個々で感じ方を変えてみるといかもしれません。何気ない風景も、関心を持って眺めてみれば、
新しい関わり方を見つけられるかもしれません。そこで、人に話しかけみると、新たな交流が生まれるかもしれません。



住み慣れたまちを、視点を変えてみると、いつもと違って見えることがあります。
本当に住んで幸せなまちにするためには、みんなが、少しでもまちに関心を持って、ふるまい、
活動していくことが鍵になるのかもしれませんね。



****************************************************

ちなみに・・・

休憩中には、長久手市観光交流協会さんの協力で、コーヒーとお菓子が振舞われ、
こちらもとてもセンシュアスな時間になりました


ご提供いただいたコーヒーとお菓子
SIENA COFFEE FACTORYのコーヒー
浅井屋製菓舗の「古戦場もなか」
スイーツ・イソオの「浮き岩作(やざこ)」
パティスリーハイの長久手の真菜を使った「ながくてりーぬ」


IMG_4561.jpg  IMG_4593.jpg


 レポート