NAGAKUTE Cultural Center

長久手市文化の家
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開館時間 火-日:9:00-22:00

長久手市文化の家 スタッフ日誌

09
2018  13:33:50

来週末の上映会、一足お先に拝見しました・・・!

こんにちは、事業係の柳瀬です

12月14日(金)ダンス公演「Credo&Necessitudo工藤聡振付作品」に先駆けて、
いよいよ来週末11月18日(日)にプレ・イベント「scire(シールェ)上映会」があります!

その映像データが届いたので、一足お先に拝見しちゃいました・・・!

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1時間弱の映像作品ですが、かなりかなり!!
見応えがあったので、少しだけ感想がてらブログを書きます
おすすめポイントをまとめましたので、ぜひ読んでください!

そもそも「scire(シールェ)」という作品は、
あいちトリエンナーレ2016舞台芸術公募プログラムにて上演したナゴコン制作、工藤聡さん振付作品。
今回は、それを“映像作品”にしたものを上映するプレ・イベントです!

その映像作品をお先に見た感想としては・・・

本当に、演劇!? 映画!? のようなダンス作品であるということ。
つまり、とても、わかりやすいのです。
工藤さんが作品に込めたメッセージが非常に伝わってきました。
コンテンポラリーダンスっていうより、肉体表現。」という意味がよくわかりました。

愛知ではあまり多くはないダンス公演。
「コンテンポラリーダンスって、よくわからない」
「前衛的すぎて、苦手・・・」という方も多いと思いますが
工藤さん振付作品は、その概念を覆してくれます。

1時間弱の映像にどっぷり引き込まれ、
見終わった後には、見る前には存在しなかった気持ちや考えが生まれました。
それほど、深く、メッセージ性の強い作品なのです。

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◆おすすめポイント1
  演劇のようで、映画のようで、見やすい!


この作品は、演劇のように“言葉も有り”です。
だからとてもわかりやすい。
でも言葉で作品の核を伝えているわけではありません。
伝える媒体はあくまでもダンサーたちの肉体。

ダンスを見たことがない人、初心者でもストーリーや展開は十分わかります!
すべての動きには意味があって、舞台上の人物にそれぞれの人生があって、
それぞれの経験があって、様々な関係性があって・・・
と、どんどん世界観に引き込まれて、最後まで目が離せない まさに映画のよう!

見終わった後は、しばらく余韻に浸りたいような、
誰かと気持ちを共有したいような、
いろんなことを考えさせられるような・・・
とにかく心をもっていかれました!!


◆おすすめポイント2
  「scire(シールェ)」というタイトル


このタイトルはラテン語です。日本語訳は「知る」という意味。
発音が似ていて、おもしろいですよね。
ぜひ、この「scire=知る」という意味を心にとめて、ご覧いただければと思います。
何を知るのか、知ったらどうなるのか。
人間のとても深い部分、本質を問われます。


◆おすすめポイント3
  テーマは、東日本大震災。スウェーデン在住の工藤さんの目線から


工藤さんはスウェーデン在住歴20年になります。
その目線から、東日本大震災をコンセプトにつくられた作品。
7年半の月日が経った今、このダンス作品で、
もう一度あの未曾有の天災のことを考える良いきっかけになると思います。
戦争映画と同じような、後世に残していくべき役割のある作品だなぁと感じました。


◆おすすめポイント4
  映像作品だからこその良さ


舞台芸術は、もちろんナマが1番でしょ!と思っておりましたが、
今回はじめて映像作品として拝見して、その良さを感じました!

ナマの舞台であれば、視線は観客の自由で舞台上のどこを見ても良いですが、
映像作品だと、作品で重要なところ、おもしろい部分が、
カメラワークでピックアップされ、非常に見やすくアシストしてくれるような感覚でした。

そして、映像としての芸術性、画としての美しさも十分に見応えがありました。

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あまり話し過ぎると楽しみがなくなってしまうので、ここまでにしておきます!
といっても、かなり語ってしまいましたが、ぜひご期待ください!!
見る価値かなり、あります。しかも入場無料!!
ぜひご予約ください!

上映後には、出演していた創造スタッフの豊永洵子さんによるトークもあります。
scireの制作裏話や、このscireが12月公演のCredoにどうつながっていくのか、などなど
いろいろと聞けそうなので、こちらもお楽しみに♪

☆工藤聡さんインタビュー記事掲載のweb版「雑人」もご覧ください!

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