NAGAKUTE Cultural Center

長久手市文化の家
愛知県長久手市野田農201番地, 480-1166
tel:0561-61-3411 fax:0561-61-2510
開館時間 火-日:9:00-22:00

長久手市文化の家 スタッフ日誌

30
2019  06:05:52

◆創造スタッフブログ ~vol.6 藤島えり子~◆

こんにちは。
創造スタッフの藤島えり子です。
たまーにブログも書いたり、たまーにTwitterに出没したりする情報系の創造スタッフとして文化の家に携わっています。

普段はroom16(ルームジュウロク)という団体に所属し、役者として活動をしています。
役者の仕事は、演じること。
そのために分かりやすく別人になる大事なツール、「衣裳」についてお話したいと思います!

私が演劇を初めて、今年でちょうど10年になります。
その10年で出演した作品は50以上、演じた役はそれより多くなります。 (一人何役もやることもあるため)

その中で着てきた衣裳をご紹介したいと思います!

まずは…


2019for_blog012.jpg 2019for_blog003.jpg

定番です、「制服」!
役者をしていて、一番着る機会の多い、衣裳っぽい衣裳ですね。
ちなみに歳を取れば取るほど恥ずかしくなります。いくら着ても慣れません。
50歳くらいになったらギャグとして受けとってもらえそうなので、それまではなるべく着たくない衣裳でもあります。

(ちなみに左の写真は全員同級生です。ほら、イケる人と違和感感じる人が…いますよね…笑)



続きましてはコチラ!

2019for_blog004.jpg

ナース服!
職業系の制服で一番ハードルが高いです(私は)。
かわいくなるタイプ(右端の女優さん)と婦長にしか見えないタイプ(真ん中の私)が生まれます。
一応納得はしているのですが、やはり少々複雑な思いはあります。笑

続いては

2019for_blog007.jpg

意外と着ない着物
出る作品の傾向にもよるんだと思いますが、私はずっと舞台上で着物を着たくて、
それを叶えるためにもこの「モノロオグ」という作品を文化の家アトリウムで上演しました。
(個人的に着物が自分に一番似合うと思っているので…笑)


この辺でメイクが特殊編です

2019for_blog002.jpg 2019for_blog001.jpg

衣裳とメイクはセットで考えることが多いです。

左の写真は首元に血の付いた包帯。男に捨てられて自殺した女優のお化けの役でした。
すっぴん状態で舞台に上がり、舞台上でメイクして仕上げるという台本でした。(清水邦夫作「楽屋」)
しかもそれを鏡なしで行う演出だったのでずいぶん練習しました。
左から2番目の女優さんと私の衣裳はなんと衣裳さんの手作り!終演後にいただいて、今も大事に持っています。

右の写真は初めて男性の役をやった時の衣裳です。
ジャケットにスラックス、ポーラーハットに加え、髪の毛は歌舞伎役者さんが良く使う鬢付け油(びんづけあぶら)でべたべたに固め、
アクリル絵の具で口ひげを書きました。
書いた口ひげですけど、これだけで自分が紳士になったように感じる不思議


続いては、自分で言うのもなんですが笑、セクシー編

2019for_blog010.jpg

ボロボロのドレスを着る少女 (ウワァ…)の役でした。
その他、こんなところではとても言えない物を売っている自販機の役とか、やりましたね。

そう、役者をやっていると思いもよらぬ役も来ますし、嘘でしょ!?みたいな衣裳を着ることがあります。
役者の面白く、魅力的な要素でもありますね。


2019for_blog011.jpg   2019for_blog005.jpg  2019for_blog006.jpg


ね?

左からチェーホフの名作「かもめ」のニーナ役、戦闘機の役、罰ゲームで全身タイツを着て社会運動をする女の役。
この説明だけでもツッコミどころがすごいですね。

自分大好きか!というツッコミもそろそろ聞こえてきそうですが全部私です。
どんなストーリーか、役かなんて写真だけでは分かりませんが、衣裳のもたらす効果ってすごくありませんか?

私たち役者は自分に与えられた役について深く考え、それを表現としてお客様に届けられるよう作品に取り組むわけですが
その中で「衣裳」はもの凄い手助けになっているのです。もちろん、音響・照明・舞台美術・小道具もそうなんですけど、
特に衣裳は自分の演技プランと擦り合わせることも多く、管理をするのも衣裳さんと半々なので一番愛着があるかもしれません。


最後に、5月26日に終えたばっかり公演の写真。

2019for_blog002_20190601213502550.jpg

こちらは体操服。13年ぶりの体操服でした。
基本的にこのタイプの体操服なんて小学生しか着ませんからね、サイズも小学生でした笑(160)
さすがに男性陣はそれだと着られないので体操服っぽいもので代用しています。
20代~50代の役者さんがみーんな体操服を着ました。同級生です。役では。
衣裳である体操服を着ると、それぞれの「子どもの頃」に戻ったようでそれぞれの心の距離がとても近く感じました。

長々とお届けしました、演劇における衣裳の魅力!感じていただけましたでしょうか(^-^)/
ちょっとやってみたくなっちゃったりしません?どうですか?

衣裳は着られませんが、演劇を身近に感じてもらおう、という企画を企てております!

7月15日(月・祝)「えんげきリビング」

演劇の台本=戯曲を声に出して読んでみよう、という参加型企画です!
14時に初心者向け抜粋編、
18時からは全編読んじゃうから気合入れて参加して下さいね!な経験者向け。
今回取り上げるのが、かの有名なシェイクスピア先生の「リア王」。
正直、読むの大変です。だからみんなで読んじゃおう!という企画なのでお気軽にどうぞ!

寒暖差の激しい日が続きますので皆様。どうかご自愛ください!
創造スタッフ藤島でした!

 創造スタッフブログ