NAGAKUTE Cultural Center

長久手市文化の家
愛知県長久手市野田農201番地, 480-1166
tel:0561-61-3411 fax:0561-61-2510
開館時間 火-日:9:00-22:00

長久手市文化の家 スタッフ日誌

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2019  16:26:48

ベルギーナイト、閉幕!

文字色先日、文化の家で行われた「ベルギーナイト」の様子をレポートします!

◆イベント概要
≪ベルギーナイト≫
日時:2019年7月27日(土)16:00~20:30
会場:長久手市文化の家 森のホール、アトリウムほか


長久手市とベルギーのワーテルロー市が、ともに"古戦場"のある街として姉妹都市提携を結んでいることから、
市国際交流協会の主催で毎年行われているイベントです。
今年は、文化の家にベルギーの古楽オーケストラ「B'Rockオーケストラ」が来日することもあり、
ベルギーのこと、古楽のことをより身近に感じてもらうため、
国際交流協会と観光交流協会、そして文化の家の3者で共同開催しました。

この日は、前日から台風の接近が予想され、ほかの市主催のイベントが中止対応をとるなどしていました。
迎えた当日も、警報こそ出ないもののあいにくの雨!
しかし、お客さんが出かけるのも大変なのでは…という予想に反し、大勢の方にご来場いただきました!
足元の悪い中ご来場いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

まずは、ホールでのコンサートからスタート!

≪でら!古楽≫
出演:柴田俊幸(フラウト・トラヴェルソ)、戸田薫(バロック・ヴァイオリン)、高橋弘治(バロック・チェロ)、戸崎廣乃(チェンバロ)
プログラム:
 J.S.バッハ:トリオ・ソナタ ト長調 BWV 1038から 第1楽章 ラルゴ、第2楽章 ヴィヴァーチェ
 J.S.バッハ:≪音楽の捧げもの≫より トリオ・ソナタ BWV 1078から 第1楽章 ラルゴ、第2楽章 アレグロ
 G.P.テレマン:パリ四重奏曲 第1番 ニ長調


古楽の入門編として開催したコンサート。初心者向けとはいえ、出演者は日本を代表する古楽奏者たちです!
さらにスペシャル企画として、開場中にプレトークを実施しました。
登場したのは、お隣の名東区にあります「クラヴサン工房 アダチ」の安達正浩さん。
この日は工房で製作したチェンバロを2台、貸していただきました。

Nagakute Belgian Night -22
▲この日の司会は、創造スタッフの細川さん♪ベルギーナイトを盛り上げるため、浴衣で登場してくれました!

Nagakute Belgian Night -30

ホールで使用したチェンバロが、これまたとってもカワイイ!
安達さんの楽しい解説でチェンバロのアレコレを聞いたあとは、いよいよ開演です。

Nagakute Belgian Night -26

それぞれの楽器紹介を交えながら、古楽といえば!な、バッハとテレマンの楽曲 計3曲を演奏しました。
古楽の魅力がギュッ!と詰まった、濃密な時間となったのではないでしょうか。

そして一方、エントランスでは工作ワークショップ「かきならせ!エア古楽器」がスタート。
子ども向けのワークショップで、音のならない古楽器をダンボールなどで作っちゃおう!というものでした。
講師は、創造スタッフ小林大地さん。
つくりながら、大地さんによる楽器の変遷解説も楽しめました。

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▲モダン楽器に至る前は、こんな形があったの!?という発見も。

かなり凝ったものができたようで、参加してくれた子は満足げでした。
何度か、できたエア古楽器をわたしに見せに来てくれた子がいました。


そしていよいよ、飲食しながら古楽を楽しめる「ストリート・パフォーマンス古楽!」開演です。

まずは、この週から長久手市に滞在していたワーテルロー市からの訪問団の皆さんのご紹介。
毎年ワーテルローと長久手で中高生が行き来しており、今年は長久手に遊びに来てくれていました。
この日が長久手最後の夜!ということで、お別れセレモニーとしてみんなで盆踊りをしました!

これまたスペシャル企画として、長久手音頭を生演奏で実施しました!

長久手音頭とは、長久手町の町制20周年を記念して作られた歌で、なんと島倉千代子さんが歌っています。
長久手の夏祭りでは定番の盆踊りソングです。

せっかく訪問団が長久手に来ているので、文化の家としても何かしたい!ということで
長久手音頭の楽譜起こしからアレンジを総出で行い、出演者の協力により生演奏での盆踊りが実現しました。

Nagakute Belgian Night -31
▲訪問団と子と、みんなと、輪になって踊りました。

そしてその後、コンサートがスタート。
飲食を楽しみながら、自由にバロック音楽を楽しめる贅沢な時間でした。

Nagakute Belgian Night -32
≪愛知県立芸術大学バロック音楽研究会≫
 出演者:<ヴァイオリン>田中統子、長谷部りさ、橋本龍 <ヴィオラ>山内佑太、岡本紗季
       <チェロ>稲田悠佑 <コントラバス>大西千夏 <チェンバロ>太田結梨
 プログラム:
  アントニオ・ヴィヴァルディ:弦楽のための協奏曲 ト長調 「田園風」RV 151
  ハインリヒ・ビーバー:バッターリア(戦闘)
  アントニオ・ヴィヴァルディ:《和声と創意の試み》op. 8 より、第2曲 ト短調「夏」RV 315



Nagakute Belgian Night -38
≪Montevoce≫ 出演者:宇佐見朋子、齋藤日向、田中祐衣、片山博貴、上田賢、森翔吾
 プログラム:C.モンテヴェルディマドリガーレ集より
  ・Sfogava con le stele 星に対して彼は打ち明けた
  ・Ohimè, se tanto amate  ああ、それほどお好きなら
  ・Quell'augellin che canta とても甘美に歌うあの小鳥は
  ・Sì, ch'io vorrei morire 私は死んでもいい
  ・Luci serene e chiare 澄みきった輝く瞳よ
  ・Io mi son giovinetta わたしは若い娘
  ・Ecco mormorar l'onde 波はささやき
  ・Zefiro torna,e'l bel tempo rimena 西の風がもどり 好天をもたらす


Nagakute Belgian Night -37
≪石川貴憲、高橋弘治、戸崎廣乃≫
 プログラム:
  マルティーニ:「愛の喜びは」
  F.ワープラン:居酒屋のミュゼット
  G.Fr.ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト短調 作品1より 第1,2楽章
  J.Ph.ラモー:タンブーラン


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≪東海バロックプロジェクト≫
 出演者:<ソプラノ>本田美香 <リコーダー>小谷智子 <ヴァイオリン>荻野美和
      <チェロ>小野田遥子 <チェンバロ>鈴木美香
 プログラム:
  メルラ:チャコーナ     
  モンテヴェルディ:「 恋の苦悩を胸に 」
  テレマン:トリオソナタニ短調
  ヘンデル :カンタータ「甘き忘却の中に」
  カレスターニ:「可愛いお嬢さん」


文化の家のアトリウムはよく響くので、まるで聖堂にいるような感じでした、というお声もいただきました。
悪天候ではありましたが、のべ300名を超えるお客さんにご来場いただき、
この日はなんだかとっても温かい雰囲気に包まれていたような気がします。
演奏もたっぷり楽しんでいただき、飲食ブースでは早々に売り切れのお店が出るなど、大盛況でした。

古楽にたくさん親しんでいただいたと思いますので、次のステップとしてより本格的な古楽オーケストラに触れていただける機会もございます!

B'Rock オーケストラ コンサート (文化の家HPへリンク)
 2019年9月12日(木)18:30開場 19:00開演
 会場:森のホール ※全席自由 ※未就学児入場不可
 料金:一般3,000円、フレンズ会員(前売のみ)2,500円、学生1,500円

実はベルギーは古楽が盛ん。そんな古楽大国ベルギーから、初来日のオーケストラです。
「バロックはロックだ!」を合言葉に、コンテンポラリーダンスや、映像作品とのコラボなど革新的な活動を続けています。
モダン楽器とは違う、独特の温かみがあり、"ゆらぎ"のある音を聴きにきてください!

事業係 岡田

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