NAGAKUTE Cultural Center

長久手市文化の家
愛知県長久手市野田農201番地, 480-1166
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開館時間 火-日:9:00-22:00

長久手市文化の家 スタッフ日誌

19
2019  16:38:46

◆創造スタッフブログ ~vol.12 小林大地~◆

こんにちは。バッハをこよなく愛する美術系創造スタッフの小林大地です。

少々日が経ってしまいましたが、
先日9月12日、森のホールにて、
ゲストにリコーダーのルーシー・ホルシュさん、フラウト・トラヴェルソ(バロックフルートといったところか?)の柴田俊幸さんを招き、ベルギーの古楽オーケストラ、B'Rock Orchestraがやってまいりました。

バロックはロックだ!とのコピーを掲げた広告からは、どんな趣向がこらされているかと期待したお客様もいらっしゃったことでしょう。

聴いた結果は……











これはロックじゃない!これぞバロックたるバロックだ!超アカデミックだ!
(私はアカデミックな傾向を好むタイプ。)

安心して聴けるバロック。音が鳴ったとたん、スーッと入ってくる。
「そうそう!やっぱこれですよ!」という感じ。
この感じこそが重要だと思うんです!これはすごいことなんです。うまく言えませんが。
やはり、高い水準で研究されているからこその、この感じ。

そして、聴いているうちに何がロックなのががわかってきました。

ビーロック

曲中にちりばめられたあらゆるチャレンジが、聴き慣れた曲の中に、おお!そこでそう来るとは!みたいな感じで聴こえてきました。
そのチャレンジは決して歪な癖だったり、崩しすぎて不快になるようなことはなく、新しい発見として面白く気持ちよく聴く事ができ、演奏者がレベルの高いチャレンジや、予想を裏切る企てを大いに楽しんでいる。そんな演奏。
そこがロックなんでしょうね。反骨精神ではないけれど、いろいろやってみたれ!みたいなロックが感じられました。反発しないロック、寄り添うロックといったところか。
ようするに、この曲ってこんなんだったっけ?という楽しみ方ができました。

テレマンの古臭く謙虚なイメージのバロックをよりダンサブルに演奏し、民族色を強調したような演奏には非常に好感が持てました。もっと聴きたい!
バッハのブランデンブルクはあれほどの小編成でやることは珍しく、だからこそよく聴こえてくるチェンバロの旋律のいかにもバッハ臭さが、「これぞバッハ!」という気分を大いに満たしてくれました。
ヴィヴァルディが個人的に好きではなくて残念ですが(笑)、ヴィヴァルディではルーシーのリコーダーの技術、表現力の高さを際立って見ることができました。

ルーシーソロ

ソリスト二人



最後に、私は森のホールのホワイエにて、にぎやかしのために、「バッハはトモダチコーナー」と称し、これまでに作ってきたバロック関連作品を展示しました。

大地さんチェンバロ


ダンボールのチェンバロ、ブリキのヴィオラ・ダモーレ、
ダンボールのヴィオラ・ダ・ブラッチョ、
そして当館の人気作品、顔をはめるとバッハの曲が聴こえるというバッハの顔はめパネルなど。

これらはお客様も楽しんでいってくださいましたが、中でもソリストのルーシーが、演奏中とは別人の無邪気な大学生みたいになってチェンバロ弾いて顔はめて…、一番楽しんでくださいました。

大成功!

ルーシーチェンバロ

バッハ
▲ナイスバッハ!

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