NAGAKUTE Cultural Center

長久手市文化の家
愛知県長久手市野田農201番地, 480-1166
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開館時間 火-日:9:00-22:00

長久手市文化の家 スタッフ日誌

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2021  21:39:40

【午后の佇み サックス&ピアノ クラシックとジャズの交差点3】


1月14日(木)、森のホールにて、大好評企画、『サックス&ピアノ クラシックとジャズの交差点3』が開催されました。
石川貴憲さん(Sax)、坂井彰太郎さん(Sax)、丸尾祐嗣さん(Piano)、平光広太郎さん(Piano)の4人がクラシックとジャズ、
それぞれの音楽の魅力や違いを浮き彫りにする実験的な企画です。


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オープニングは、新年にふさわしく「春の海」。
お正月のBGMとして、よく知られる箏と尺八の曲です。
演奏者が一人ずつ舞台上に登場し、最後は全員で演奏です。
2曲目はジャズチームによる演奏で、マイルス・デイヴィス作曲「ナルディ-ズ」。

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3曲目はクラシックチームのフランク作曲「ヴァイオリン・ソナタ 第1楽章」。

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それぞれの持ち味が光ります。

クラシック奏者、ジャズ奏者、お互いのことをどう思っているのでしょうか?
クラシック奏者 → ジャズの奏者の印象は「かっこいい!、即興が出来るなんて、脳の作りが違うんじゃないか」
ジャズ奏者 → クラシック音楽の印象は、「音色が美しい!心安らぐ音楽、日頃の行いが音色に関係してるのでは?(笑)」

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続いて、公開レッスンのコーナーです。
普通プロならば、人前で失敗している姿を見せたくないはずですが、積極的に四苦八苦している様子を公開してくれるという
贅沢?なコーナーです。
お互いの良いところを吸収して、更にうまくなってやろうという貪欲な姿勢がうかがえます。
じゃんけんで順番を決めて・・・・。

先行はジャズチームがアーン作曲の「クロリスへ」を演奏します。
石川先生(クラシックSax)のアドバイスは、「クラシックっぽくするには音色を雑味のない感じにしましょう!」
丸尾先生(クラシックピアノ)の助言は「手首をイカのように!?柔らかく使ってなめらかなレガートを心がけて!」

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後攻のクラシックチームはジャズチームからの課題「酒とバラの日々」を演奏します。
楽譜にはメロディーとアルファベット(コード進行)しか書いてない!
いったいどうやってこの楽譜で演奏するのでしょうか?

坂井先生(ジャズサックス)のアドバイスは「ジャズはリズムの音楽。音の響きを広げようとせずに、切ってリズムを出していこう!
しゃべるように吹く練習が大事。しゃべるだけの練習もするよ。」
石川さん「それって冗談?」
坂井先生「マジです。(笑)」

平光先生(ジャズピアノ)「ジャズは自由と思われているけど、決まりがある。和音コードは正確に弾いて。
ベースとドラムだと思って。」

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なるほど、クラシックとジャズの違いがよく分かりました!!
会場はお客様の楽しそうな笑い声で溢れていました。

最後は全員でラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」。
そしてアンコールには「蘇州夜曲」を4人で演奏して、楽しい実験企画は幕を下ろしました。

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